かみなか農楽舎「農」ライフスタイル

福井県若狭町にある研修施設”かみなか農楽舎”の農業研修 インターンシップ 体験イベントの様子をお届けします

サンチュは焼き肉だけじゃない

サンチュが順調です。

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ああアレね、焼き肉で巻いたり巻かなかったりするやつね。

なんて肉ありきの存在と思われがちですが、ふつうのレタスと比べて葉に水分が少なく味もしっかりしているので、ドレッシングが絡みやすくサラダでおいしい野菜です。
味がしっかりしている分少し苦みがあるので、油のしっかり入っているこってりしたドレッシングとよく合います。お肉と合うはずですね。
オススメはちぎったサンチュの上に絹ごし豆腐と海苔を乗せた豆腐サラダ。サンチュと豆腐がお互いを引き立て合うのを感じます。
あと海苔。海苔が良い仕事をする。海苔は必要です。
ちりめんじゃこなんかあった日にはもう無限に食べられるでしょうね。

私は普段そこまでせず、サンチュに焼き海苔とごま油とあえて塩を振っただけで食べていますが、すでに箸を止めるのは不可能です。
もっと評価されてもいいサンチュでした。

岡村

かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせくだ
さい☺

はまり放題

相変わらずの土地改良。
ここのところあまり雨が降らないので、ストレスなく進めています。

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今日はボコボコになった農道直し。
舗装してない道はボコボコになって走りづらいわ危ないわ。トレーラーをけん引するときなど、けっこう危険です。
田んぼに用のある車だけが通る道ばかりなので、あまり車の通らない今がチャンス。
写真は石の混じった土を入れていますが、土よりも砕かれた廃瓦のほうが良さそうなので、そちらに方針転換しました。

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ただでさえ悪い道に重い土砂を載せて走るので、はまり放題。
幸夫さんがはまったのをユンボで救出してほどなく、光晴さんの軽トラが怪しい動き。

4駆もむなしくタイヤが回転するばかり。光晴さん動かなくなりました。

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どうするのかと思いきや荷台が傾き始めました。
慌てず騒がず土砂を諦め脱出!

素早く対処できればそれ即ちトラブルではない。

泥まみれの軽トラは教えてくれました。

岡村

かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせくだ
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山東菜と土地改良

連日土地改良土地改良で茶色が中心の写真ばかりなので。

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上から撮った山東菜です🌷
玉にならない白菜の仲間で、全体的に白菜の緑の部分のような食感。
白菜の肉厚で瑞々しい白いとこも好きだけど、薄くて柔らかい食感の緑の部分が大好きなので、大好きな野菜の一つです。

若狭地域の直売所では葉物野菜が好調。
冷え込みのきつくなる中、大きくて立派な白菜が手頃な値段で売られているところを見ると、皆さん鍋を存分に楽しまれていることと思います☀️

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今日も今日とて土地改良。
昇降路を移設した際に、機械の入りやすいしっかりしたものを作ろうと思うと、新たにたくさんの土を使います。
今回使った土は、何年か前、近所で工事をするときにいらなくなった土を下島じいちゃんが何かのためにと貰ってきたもの。
当時は突如現れた土地を圧迫する土の山に、

「なんで使わない土でわざわざスペースを狭くしているんだろう…」

と思っていました。
土地改良をする中で土や砂利はたくさんたくさん必要になり、そしてそれは必要なとき無ければ簡単に手に入るものではなく、かつ買うと結構かかるということを知るまでは…。
今日は昇降路を整えるためにスコップを振り回しながら、先々を考えて行動することの大切さを感じていました。じいちゃんはやっぱりすごいや。

岡村

かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはお問い合わせください<(_ _)>

登って下って

今日も田んぼ整備。
田んぼの出入口、昇降路を移設するお仕事です。
田んぼの畦の真ん中から隅っこに。

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田植えも稲刈りも、昇降路が隅っこにあったほうが作業の効率が良い。
ではなんで昇降路が真ん中にある田んぼがあるのか?
昔は今のように田んぼに大きな機械が入ることがなく、田んぼの中を平らにするにしても、水を回すにしても、一枚が小さい方が管理がしやすかったそうな。
大きな機械が入るようになった今では一枚一枚が大きい方が何かと便利。
そこで田んぼを合わせる工事が進められてきました。
すると以前は端同士隣り合わせで設置されていた昇降路が真ん中に…。という事象が各地で起きています。

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そこで昇降路の土を引っぺがし、水路に渡してあるコンクリを移動、土を戻すという作業をしています。
田んぼへ出入りしない今がチャンス。
自分たちでこういうことをするまで、田んぼの昇降路の構造がどうなっているのか考えたことも無かった。
当たり前に上り下りしていたけど、重たい機械が乗っても割れないように分厚いコンクリートの板を渡して、入りやすいようにゆるやかな傾斜がつけてある。
ありがとう昇降路。ありがとう昇降路を作った人たち。
田んぼに愛着が湧く一日でした。

岡村

田んぼの整備

田んぼがシーズンオフ。整備の時期に入っています。

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まずは雑木処理。水路の向こうに生えている木を伐採しました。
放っておくとどんどん大きくなって電線や道に悪さをします。
作物が無く、草も木もすべてが大人しくしている今がチャンス。

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そして畦の石とり。
色々な歴史のある中で、
田んぼ→採石場(石置き場?)→田んぼと変遷を遂げてきた田んぼ。
田んぼになってかなりの年月が経ちますが、未だにゴロゴロと石が出てきます。
こうなると塗れないのが畦。畦を塗る機械が傷むので、畦塗り無しで米を作ってきましたが、いよいよ水がすぐ抜けてしまう田んぼになってきました。
水が溜められないとまともな米は作れません。
困った末に今年はユンボでチョイチョイっといじり、出てきた石を取って畦塗りにチャレンジしてみることにしました。
北陸の田んぼ整備は、雪の降る前にいかに優先順位をつけてこなしていくかが鍵。何年も何年も色々な場所で整備をしてきて、やっとこの田んぼに手をつけられる順番が巡ってきた感じです。

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出てきた…と言ってもユンボで掘った断面に顔を覗かせるだけの石も多く…。
狂ったようにトンガ(ツルハシとクワのハイブリッド)をふるい、害をなしそうな石を掘り出す。
働いたので今日もごはんがうまいです。

岡村

凍てとった。

凍ったーーー!!!
この辺の地域では、「凍ってる」を「凍てとる」と言います。

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今季一番の冷え込みです。冬季湛水の田んぼが凍りました。
こうなるとハウスの中の葉物野菜もカチカチ。
9時頃まで収穫できませんでした😵
一旦凍っても元に戻る野菜たち。なんで凍っても細胞が死んでしまわないのか、不思議です。

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雪が降る前にソラマメのワリフかけ。

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ワリフが風で飛ばないように土で抑えています。
ただでさえ雨の多いこの季節。もともと土が超粘土質なうえ、ゆるーい傾斜のある圃場の下の方からは出所不明の水がこんこんと湧き出しているので、湿り倒した土の塊をボトボトと落とす他ありません。
難ありーな畑ですが、みんなでやったお陰で疲れる前に終わりました☆
来年の春まで、さようならー。

岡村

ウェルカムパーティー

今日は若狭町の歴史文化会館でオーストラリアの皆さんのウェルカムパーティーが開かれました。

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みんなでロング巻き寿司をするために午前から下準備。

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鈴木くん心を込めて具材作り。一生懸命にフライパンを握っていました。

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スピーチやダンス、スライドショーなど盛りだくさんの中、賑やかなムードで終了。
幸せな時間でした😍

岡村