かみなか農楽舎「農」ライフスタイル

福井県若狭町にある研修施設”かみなか農楽舎”の農業研修 インターンシップ 体験イベントの様子をお届けします

真っ白

再びの雪⛄
玉ねぎとニンニクは猿に荒らされた痕跡ごと雪の下に沈み、しばし休戦となりました。

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松も、すでに花粉で茶色っぽくなった杉も、真っ白で眩しいです。

真っ白といえば、この間ヤギのウメが子供を出産しました。

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初めてのときは子ヤギを嫌がる素振りさえ見せたウメ。3回目ともなると子供の存在に戸惑うこともなく、すんなりお母さんしています。
ヤギはふつう子供を一度に2頭産むらしいのですが、去年も今年も一頭。
去年は子ヤギが片方のおっぱいばかり吸って乳房炎になってしまったので、こまめに片方を手で絞り出してあげるなどケアに気を遣いました。
どうやら産んだのは一頭でも、ウメの体では2頭分の母乳が作られているみたいです。
今年もケアが必要そうです。


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本日は私の30回目の誕生日。
研修1年目の鈴木くんがニンジンケーキ、
八代さんがほうれん草プリン(ハート部分はニンジンプリン)を作って祝ってくださいました🙌
自分のためにケーキ作って貰えるなんて最高!特別な味がしました。他にも祝ってくださった方々、ありがとうございます✨✨

岡村

猿VS玉ねぎ

営業も一段落して、日常が戻ってきました😉
玉ねぎの追肥をしたいので、玉ねぎの草取り。

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マルチの助けを借りながらもけっこう草生えちゃってます。
普段コンバインのメンテをしている山本さんも、
「晴れたし…☀️」
と外に出てきて一緒にやってくれました。

それにしてもここのところ山を降りる猿のアタックが熱烈。

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一か八か玉ねぎと山を隔てるようにニンニクを植えて、

【ここは玉ねぎじゃなくてニンニク畑ですよ作戦☆】

を試したものの、猿の目はごまかせず。
ほんと、猿知恵というか、どっちが猿なんだか…(*´ω`*)
ニンニクも食べるという話も聞くのですが、この辺の猿はデートでも控えているのか、ニンニクが苦手のよう。
見事によけるのは、流石としか言い様がありません。

猿は明るい時間帯ならいつでもやってきます。
ずっと見張ってるわけにもいかないので、なにか対策をせねば。

岡村


かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、猿にも負けない研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせくだ
さい☺

東京 新・農業人フェア

気がつけば明日が東京での新・農業人フェアへの参加日!今回は前回と異なり転職スペシャルなので出展ブースは少ないですがこの春からでもすぐに来て欲しい!!という、法人さんが参加すると思います。農楽舎からも転職で若狭町に来た山川と卒業生の長橋さんがブースでお待ちしています!
今年2回目の東京でのフェア!どんな方と出会えるか楽しみです♪
2/15(土)10時~16時半グラントウキョウサウスタワーです(ノースタワーもあるのでお間違えないように)


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営業!

営業研修初日。
農閑期の冬、お米の売り先を探るべく、手分けして都市部に飛び込みで営業をしています。
営業は同時に、「どんな場所でどんな米が求められているのか?」の情報収集の場でもあります。
研修生は社員とペアを組んでの営業。けっこう緊張しますが、卒業後自分の米をどう売るか?世間の需要を肌で感じながら考える大切な機会であり、勉強の場です。

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私自身研修生の頃は知らない人に話しかけるのさえもままならないくらいの引っ込み思案で、
「え、飛び込み営業怖い…。」
なんて怖じ気づきながらのビクビク参加でした。

何回か営業の経験を重ねた今。
実際の販売まで繋がることはなくても、いきなりやってきた農業者に対して意外に皆さん優しく対応してくださり、どんなお米を使っているか等教えて頂けます。

農繁期は田畑と布団の往復ばかり。うっかりすると農業界にばかり浸かり、世の中に疎くなってしまう生活をしている中、世の中のことを知る本当に良い機会だとさえ思えている自分がいます。
中には「がんばってください」なんて声もかけてもらえたりして。みなさん忙しい中ありがたいです。

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明日も営業。行ってきます!

岡村


かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、営業も挑戦してみるぞ!な研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせくだ
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みそ仕込み

自分たちで米をつくり、大豆も作ってる。

せーのっ

なら味噌作るしかないよね!!!

なんつって、毎年米こうじから自分たちで食べる味噌を作っています。(種菌は通販で買ってます。)

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まずは大豆を煮る。色彩選別に落ちた物も入っているので、けっこう色が悪いのも混ざってる。
気にしなーい♪
米こうじは去年たくさん仕込んで冷凍しておいたものが残ってるので、それを使いました。
米こうじを仕込もうと思うとだいたい3日くらいかかるので、例年よりインスタントに味噌が作れています。

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煮た大豆をひたすらに潰し、

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米こうじと混ぜ混ぜ。
前回作ったみそを食べてびっくりしたのが、男性と女性の仕込んだみそで味が違うこと。
前回は同じタイミングで同じ分量を数樽仕込みました。米こうじと大豆を混ぜる作業を男女別と男女混合それぞれで分けたら、見事にそれぞれ味が違う。
男みそは塩がキツく感じ、女みそはまろやかで甘みさえ感じるほど芳醇。男女共同参画みそは、その間をとったような味。
手の常在菌が関係しているのか?農楽舎のメンバーではこのような結果になりました。
私だけでなく全員の感想が同じ。とにかく女みそがおいしかった。
今年は男女共同参画みそオンリー。9月まで熟成させてから食べます😁

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今年卒業の研修生中村くんへの餞別として、小さなひと樽を進呈。
春から町内で独り暮らし。9月になったら神谷農園の新米と一緒に楽しんでね😉

岡村

かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、味噌も作ってみたい研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせくだ
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雪のこり

かみなか農楽舎はザ・中山間地な末野集落の中にあり、末野は倉見峠という峠にかかるように位置しています。
そのため雪が積もりやすく、また溶けにくい。

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他の地域ではすっかり溶けた雪も、こちらではしっかり残っています。
振り替え休日の子供達と除雪でできた雪の小山。
小さな手に握りしめたスコップで小山と戯れる様子(スコップを武器に見立てて小山をしばきまくっていました)を横目に。

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冬の間にやっておきたい仕事のひとつ、防護柵上の電線の通電。
光晴さん下島じいちゃんと電話で相談中。
集落総出の丁寧なケアでイノシシと鹿に対してはかなりの抑止力になっている防護柵。(被害は出ますが)
そんな柵を楽々と越えてくるのが猿。
電気バチバチ作戦で少しでも防げないかという目論見です。
昼夜の寒暖差の大きい山の中で農業できるのは最高。四季ははっきり感じられるし、ホタルたくさんいるし、ふきのとうなどの山里の恵みもたくさん。
その反面、常に獣害がつきまとうのが現状です。

岡村

雪が

降りました。そして積もりました。
今シーズンは本当に全然雪がなかったので、
「やっと降ってくれたか!」
という歓迎の気持ちが湧きました。なんだかほっと一安心。
歩きにくいし、うっかりスニーカーでも履こうものならたちまちぐしょぐしょになってしまうけど。
そうそう、この不便さ。こうじゃなくっちゃね!といった感じです。

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外仕事はすべて雪の下に封印されてしまったので、倉庫の中で軽トラのエンジンオイルを交換することに。
廃油処理さえちゃんとできれば、意外と簡単です。

施設内で除雪のペイローダーを動かした後、倉庫の前ではせっせと雪かきをする八代さん。
倉庫入り口キワキワですが、機械のことならお任せのオペレーター山本さんがいるので、たぶん後から雪をどかしてくれると思う。歩けるくらいには。

おそらく顔に出ていたのでしょう。そんな私の心の中を察したように

「ちゃうねん、雪かき好っきゃねん。趣味やねん。」

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家でも「そんなにせんでええよ!」と言われるくらい雪かきするらしい。
いつも率先して事務所周りや母屋の入口を雪かきしてくれています。
確かに達成感はあるけれど、好きかどうかと言われたら…。平熱は超えない。好きレベルで言えば、すあまくらい。
雪かき自体が好きって人、初めて見た。
雪に負けないくらいまぶしい笑顔でスコップを動かし続け、ツルッと綺麗になった倉庫前。

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めっちゃスムーズに軽トラ出し入れできました。
ありがとうございました。

岡村

かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ雪かきもやるぜ!な研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせくだ
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