変わらない
身の回りでは学校が休みになった子供が母屋で宿題をしていたり、トイレットペーパーが売り切れていたり、会合が軒並み中止になったり。
明らかに普段と違うことが起きていて、世の中の変化に不安や緊張を感じざるをえない瞬間もあります。
でも一歩畑に出ると、ウグイスはあちこちで泣き、見かける虫の数も増え、タンポポが顔を出し、野菜は普通に育っています。
(暖冬とはいえ)あまりにもいつもと変わらない普通の春なので、何に張り詰めていたんだっけ?と忘れかけるくらい。不思議な気分です。
花粉もまた、あまりにもいつもと変わらず私と山川さんを襲います。
ハウスも終盤戦。収穫兼片づけといった具合に、だんだんと野菜モードからお米モードに入っていきます。
ハウスで育苗する傍ら、田んぼで育苗するプール育苗。
田んぼの表面を代かきで平らにしてから、作業がやりやすいように一旦の表面をカンカンに乾かします。
乾かすのに必要な溝切りをするために溝切り機を使おうとした光晴さん。始動部分のヒモが切れていることに気づきました。
メンテで修理する予定が倉庫の片隅で忘れ去られてしまっていたよう😅
このパーツ直したことねーけどやるしかしゃーないと、YouTubeを見ながら修理の仕方をを研究中。
世の中には熱心なYouTuberがいて、かなりニッチな需要にも対応しています。ありがたい、なんて便利なんだYouTube。
無事機械は動くようになりました☆
岡村
かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、文明の力で初めての修理にも立ち向かう研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせください☺
ソラマメ畑らしく
研修生の中村くんとソラマメの支柱を打ち込みました。
この数をハンマーで叩くのはけっこうハード。
筋肉が喜び震えているのを感じます。
打ち込むにはそれなりに力がいるので、私のような非力だと思い切り振り下ろすことになります。
力を込めるとコントロールがブレる。正確に支柱にヒットさせていくために一本一本集中しています。
連続で芯をとらえると楽しい。そしてすがすがしい。クセになる謎の面白さです。
打ち込まれた支柱にはヒモが取り付けられます。これでソラマメの姿勢を固定してやります。
光晴さん研修生鈴木くんに素早く綺麗に張るコツを伝授中。
みんなでやると早い。農業はビフォーアフターがハッキリと目に見えるので、やりがいと快感がすごい。
あっという間にソラマメ畑らしくなりました♪
岡村
かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、杭も打ちたい研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせください☺
達成感のシャワー
たくさんの生まれたてホヤホヤのオタマジャクシ。またひとつ春を見つけてしまいました…(๑'ᴗ'๑)
自然が多いので、植物や鳥や虫など、いたる所で春のサインが見られます。
約3日間の格闘の末、ひとまず形になったハウスのスプリンクラー。
しかし戦いは未だ決着がついておりません。これは美しく散水できるかどうかの勝負。通水の瞬間に勝敗が決するのです。
問題なく稲の育苗に使えるのか。
それともさらなる追加工事が決定するのか。
水系の仕事は僅かなスキマも許しません。
(ブログでは動画が上げられないのでスクショです)
いきなり水を通してパイプを痛めないように、鈴木くんがジワジワとコックをひねる。しばらくして、細かくなった水が私たちにやさしく降り注ぎました。
どうやら報われたみたいです🙌
散水の加減などの微調整をして終了。
これでいつ何時苗が来ても潤すことができる。どこからでもかかってこい!な心もちです。やったね☆
岡村
かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、達成感のシャワーを浴びたい研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせください☺
ソラマメ応援
綺麗に晴れ☀️
ソラマメのワリフが取れました。
ワリフを支える弓も引き抜き、ようやく本気出して成長する季節!
初期にもうちょっと肥料をやれば良かったのか、心なしか枝の数が少ない😵
でも肩を落とすのはまだ早い。大事なのはこれから。よく見ると成長を妨げる小さなわき芽や雑草が生えています。
これから頑張れよー!ということで、みんなでわき芽かきと草取りで応援。
そう、頑張るのはソラマメ。人間には結局応援しかできることがないの。
明日はもう一つ頑張ってもらうべく、追肥と杭立て。
ハウスから出ての農作業、きもちいいー(*´ω`*)
岡村
かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、米と野菜の応援がしたい研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせください☺
ハウスの配管追加工事☆
昨日追加工事が決定したハウス配管。
傷んだ部分が地中なので、まずは掘り起こすところから。研修生鈴木くん、黙々と取り組みます。この作業が嫌いじゃ無いらしい。
掘り出せたところでパイプ工事スタート。
下島じいちゃんや光晴さんにも見て貰いつつ、基本山本さんと一緒に取り組みました。切ったり貼ったりでどうにかなりそうです。
パイプと格闘する山本さんと鈴木くんを横目に、こちらはスプリンクラーの設置の続き。
上に渡してあるワイヤーとパイプとを繋ぐ針金の始末の仕方。ゆるーく傾斜をつける必要があるので、一筋縄ではいきません。あーでもないこーでもないと考えながらなんとか設置。こういうのって、終わる頃にコツが掴めるんだよなー。
外は晴れときどき大風の雨あられでとんでもない寒さでしたが、ハウスの中なのであたたか~☀️快適に仕事ができました(๑'ᴗ'๑)
岡村
かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、DIYも好きな研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせください☺
ハウスのスプリンクラー設置
スプリンクラーの取り外しが終わりました。
新しいスプリンクラーを作るべく、塩ビ管に穴を開けます。穴の位置がきちっと直線にならないと水の出方がおかしくなってしまうため、研修生鈴木くん、真剣。
穴を開けた部分へネジの溝をを切るドリルで跡をつけ、スプリンクラーが取り付けられるようにしました。
スプリンクラーのついた塩ビ管をパイプ用の接着剤を使い順番に繋げていきます。
結構後々の農作業に響いてくる大事な修繕なので下島じいちゃんも気になるのか、こまめに様子を見に来てくれます。
日暮れ直前、「スタート位置が低すぎるわいや」と地面から垂直に突き出るパイプをコツコツ叩いて上にずらしたそのとき。
地面に潜っている部分のパイプが割れたことが判明。
追加工事、決定☆
農業をしていると塩ビ管は結構登場してくる資材。うまい農家は自分のやり方に合わせて仕事をしやすくするために、結構道具や設備を自作したりします。
いやあ、さらに塩ビ管工事ができるなんて、塩ビ管の使い方や特徴がわかって、研修生にとって良い研修になるぞ!
顔で笑って心で泣いて。な夕方でした。
岡村
かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、塩ビ管とも仲良くなれる研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせください☺
春に向けてのあれこれ
春に向けてあれして、春に向けてこれしてと、常に春を向いている今日この頃。
田植え機のメンテ兼改造も終わりました。
肥料の側状施肥から田面散布へ!
田植え機に着いている肥料を出すホースの先は、通常苗を植え付けする部分と同じくらいの位置にあって、土の中に軽く埋め込む感じで肥料が撒かれています(側状施肥)。
しかし土中に散布すると肥料の分解時に根に悪影響の出るガスが出やすいのでは?ということで、思い切って高めの位置から肥料をパラパラできるように改造してみました☆
育苗するハウスのスプリンクラーも修繕。
何年も前に自分たちで解体・移設したハウス。
スプリンクラーのパイプの設置があまり良くなくて、中に水が溜まってしまっていました。
中の水が夏場に熱くなってパイプを変形させてしまったようです。
気になっていたものの水は撒けてしまうので見て見ぬふりをして使っていたのですが、とうとう散水に支障が出てきたので、パイプを交換することに。
龍のごとくうねるパイプ。そんな様子を見てでんでん太鼓を持った子供が龍にまたがる、日本昔ばなしのあの歌が頭の中で鳴り響いていました。
岡村
かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、一緒に春に向かってくれる研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせください☺