炭窯着火
竹炭窯にレンガと粘土で厳重に蓋がされ、火をつけはじめました。
炭窯は竹がぎっちり詰まっている第一室と、上の方を開けたレンガの壁を隔てて火を燃やす第二室とあります。
第二室で窯の中全体の温度を上げ、熱で竹に着火させます。
手早く火をつけようと、稲わらをどんどんくべる研修生中村君。
そこに、
「そんなにワラ入れるなや!竹に火ぃついてまうやんけ!」
と炭窯の妖精光晴さんがナナメ上から助言を浴びせまくります。
幼少のみぎりよりボーイスカウトの活動をしてきた中村君。
長年のキャンプ経験から、どうやら着火にかけては一家言あるらしい。
シャワーのように降りかかる助言を聞いてないようで聞いているような、そんなことないようなあるようなないような…(*´ω`)
炭窯の妖精との間に静かな火花が見えたような気がしたのは、私の気のせいでしょうか…。
しかし炭窯の妖精も過去何回か竹炭を作った経験から、一歩も退かない。
「ああー!ホラ!いったんワラ出せて!」
「あせるな!入れすぎると火ぃ消えてまうど!」
火はまだ付いたばかり。窯の温度は絶賛上昇中。
炭窯の妖精とボーイスカウトOBとの間の火は、どうなることやら…。
岡村
かみなか農楽舎では、田舎暮らし・共同生活の中で農業を学ぶ、たまには火花も散らす研修生を募集しています。ご興味のある方、詳しくはメール・お電話にてお問い合わせください☺