かみなか農楽舎「農」ライフスタイル

福井県若狭町にある研修施設”かみなか農楽舎”の農業研修 インターンシップ 体験イベントの様子をお届けします

いろりと土地改良

12月に入り、いろりが出ました。
冬以外は畳の下に仕舞われているいろり。
畳を剥がして木枠をはめ込み設置完了。
餅を焼いたりスルメを焼いたりで楽しいのはもちろん、訪れた人が喜んでくれるので毎年出しがいがあるというものです。

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田んぼの土地改良に本格的に手をつけ始めました。

まずは夏に蛍の飛び交う山際の段々変形田んぼ。
田んぼに水を入れる蛇口、パイプラインに設置されているコンクリの升から水が漏れるので、夏から直したくてうずうずしていたところ。
いざ触ってみるとどうやら近くを通る用水路が悪さをしているらしい。

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剥がしてみると水を通すために配置したコンクリート製の溝 の 下 を水が通って、その水によって土が持ち去られて水漏れの原因となっているようです。
いやぁ、水を通す専用の溝の下をわざわざ通るとは、水めやりおる。
経年劣化によりコンクリ溝とコンクリ溝のつなぎ目がボロくなり、そこから染み出した水がじわじわと浸食したみたいです。

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ユンボを使って溝を剥がしてみたはいいものの、きっちりスキマを埋め、勾配をつけて水が流れるよう元に戻さないと元の木阿弥。
素人が迂闊に手を出すと失敗しそうな気がしたため、ユンボからダイナマイトを使った発破まで経験のある、集落の土木スペシャリストのお知恵をお借りしました。いつもありがとうございます。

測量して勾配をつけるのを助けて貰い、あとはチャレンジあるのみ。
来年の田んぼのために!

岡村