かみなか農楽舎「農」ライフスタイル

福井県若狭町にある研修施設”かみなか農楽舎”の農業研修 インターンシップ 体験イベントの様子をお届けします

コンバインの命

山本さんがコンバインの刃の調整をしています。

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ものすごい量の稲を刈る部分。使っているうちに摩耗して切れにくくなってきます。
そろそろ交換のタイミングが近づいてきた様子です。

コンバインの刃は摩耗したら新しいものに取り替えるのがスタンダード。
コンバインの刃を「研ぐ」という習慣は日本でなぜか北海道で盛んだそうです。
したがってコンバインの刃を研ぐ専門の業者は北海道にあります。
そう何回も研げるものでは無いそうなのですが、コンバインの刃自体が気軽にポンポン買えるものではないので、送って研いで貰っています。

米どころは日本各地にあるのに、なぜ北海道だけ?
県民性でしょうか、どなたか理由を知っていたら教えてください。

岡村

教えながら教え方を教わる

今日も刈り取り。午後から雨予報だったため、お昼ごはんの時間を後ろにずらして、ちょっとでも多く刈れるようにみんな頑張りました。
研修1年目の鈴木くんもちょこちょこコンバインに乗り始め。

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ひとまず外周など難しいことはせず、コンバインの操作に慣れる。
刈り取りの爪をどこに定めるか、曲がる角度をどう取るか、など、基本的なところからつきっきりで教えます。

同じ説明でも研修生によって捉え方は様々。
たとえば「〇メートル進んでから左に斜め45°で曲がる」
の方が伝わる人もいれば、
「運転席から車体のこの辺に稲が見えたら左にグッと、だいたいこのくらい曲がる」
の方が伝わる人もいます。

教わる側から教える側になりつつありますが、相手に分かるように伝えるのって難しいなあと思いつつ毎年感じるのは、
「無免許に免許とらす自動車学校の教官ってすごい」
ということです。

岡村

助けてもらって

今日も刈り取り。
光晴さんがチャレンジした不耕起田は、収量を調べるために天日干しをします。
(乾燥機が大きいので、この一枚だけでは乾燥できる最低ラインに届かないのですφ(.. ))

これが大苦戦。
バインダーの調子が悪いうえ、田んぼに物干しを立てての天日干しは経験も少なく、さらにそもそもの量が多いので、てんやわんや。
同じく近くで天日干し作業をしていた農楽舎卒業生の先輩方が、アワアワしている様子を見かねて助けてくれました。ありがとうございます!

超強力な助っ人のお陰でなんとか日が暮れるまでに終わり、はざ掛けした稲をバックに頑張ってくれたインターン生たちの記念撮影。

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そして男性陣は今週末に執り行われる集落の祭の練習へと消えていくのでした…

岡村

みんなの刈った稲

東京から帰ってきた翌日の朝

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想像通りの姿で稲木がお出迎え!イベント参加された皆さんお疲れ様でした🍵
このまま乾燥させて、農楽舎でいちばんおいしい天日干し米を作ります😍
晴れが続くようなので、乾くのも早いかも?

この時期は日が落ちるのが本当にあっという間で、日のあるうちに稲刈りが終わっても片づけする頃には真っ暗ということがザラにあります。

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このコンバインのライトが大好き。
籾を排出する部分など、作業中明るく照らして欲しいところ全部にライトがついている。
あちこち明るいので舞台装置みたい。乗ったときの視点の高さも手伝って、自分がなにかとてつもないゴージャスなものに乗っている気分。テンション爆上げ。
ニヤつきながら車庫入れ終わりました。暗くて良かった。

岡村

新農業人フェアが終わって

新農業人フェア終わりましたー!
山手線に乗りながらブログを書いています。
ブースに来て下さった方、話を聞いて下さった方、ありがとうございました。
大好きで働いている農楽舎ですが、魅力を伝えることにおいてはまだまだ改善の余地あり。
どういう話が求められているのかな、次はどういう風に伝えよう、など己を顧みる帰路です。
口ベタなので、頭と頭を直接コードで繋げてピピッと伝えられたらいいのになぁという妄想もしながら。
ご縁があることを祈りつつ…。

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一方農楽舎。今日は稲刈りイベントでした。
手刈りとバインダーで一枚の田んぼを刈り上げて、先日立てた稲木に干されていることでしょう。
参加者も多く、お天気にも恵まれたはず。楽しく稲刈りできたことでしょう。
早生の新米おいしかったかな。
稲の下がった稲木が私を待っている。
台風から逃げるように帰ります。
帰るのが楽しみです。

岡村

新・農業人フェア出展します。

今度の日曜に開催される新・農業フェアに出展します!

開催日:9月8日(日)
場所:池袋サンシャインシティホールA-2,3
時間:10:00~16:30(受付16:00まで)

農業に興味のある方、農楽舎に興味のある方!
何でもお答えします!会場でお待ちしています♪


雨続きかと思いきや、急に週間天気予報に晴れマークの並ぶこの頃
秋の天気は変わりやすいってほんとだなぁと思いながら稲刈り稲刈り。

刈り取り中やけに稲が詰まってエラー音が出ると思ったら。

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藁を細断する部分のチェーンが緩んでいました。
人と違ってコンバインは痛んだ場所を自己申告してくれないので、調子が悪いときは藁の詰まり具合から悪い箇所を推理する必要があります。
そして!健康な時のコンバインがどんな状態か知っている必要もあります。

このときも原因がわからず、何回か詰まってからやっとどこを直したらいいかがわかりました…。
光晴さんに工具を持ってきて貰って、直し方を教えて貰いました。これで次から直せます!
1回の藁詰まりでわかったらカッコイイですね。 わかるように、なりたいです(*´ω`*)


岡村

稲刈りが始まりました

今年の稲刈りが始まりました。

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鼻炎持ちの山本さんは例年通り防塵マスクをしっかりと装備し、コンバインとシンクロ率100%、一体となって刈り進めます。
今年はお盆の台風以降雨が降ったり止んだりが続き、稲が刈り取りに適する水分量に中々届きません。
刈りたいのに刈れないもどかしい日々です。

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そんなわけで稲木立ても後ろ倒し。
雨のせいで木と木をつなぐ縄が痛んで切れやすくなってしまうので、稲刈り日が近くなってから立てました。
今週末の稲刈りイベントで活躍する予定です。

岡村