かみなか農楽舎「農」ライフスタイル

福井県若狭町にある研修施設”かみなか農楽舎”の農業研修 インターンシップ 体験イベントの様子をお届けします

ひよこが孵りました

コンスタントに夏野菜がとれる季節がやってきたようです。

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売り物にしない自家消費野菜でもこのバリエーションとボリューム。
とれたての野菜はどれもおいしいので、食事のたびに幸せを感じます。



さて、またもやひよこが孵りました!

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8羽ほどいます。まだ増えそうです。
人間には少し蒸し暑く感じるくらいの気温ですが、寒いのでしょうか。
ヒヨコ用電球に寄り添って離れません。
そういえば、お母さんニワトリの手で孵ったヒヨコはしばらくお母さんのおなかの下にいます。
ニワトリの体温は42℃くらいあるそうなので、きっと寒いんですね。

このヒヨコたちは孵卵器で孵しています。中にはまだ生まれていない卵が残っています。

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卵が一度に25個ほど入ります。しかし全てが孵化するわけではありません。
そもそも卵に異常があったり、中でヒヨコになったものの出てこられなかったり、原因は様々あるようです。
25個入れて5個ほどしか孵らないこともありました。



自然界ではお母さんニワトリが毎日卵をつついて動かします。転卵(てんらん)と言うそうです。
孵卵器の卵も同じように一日に何回か指で動かして転がします。
孵卵器で孵す場合は、この転卵と中の温度調節がとても大事な鍵を握っているようです。

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孵卵器は主に佐藤さんと山川さんが使います。
このようにチェック表を作って管理しているようです。
初めは1日に3回表と裏をひっくり返すだけだったのが、改良に改良を重ね、今では私がちょろっと表を見ただけでは何のことかわからないくらいです。
その甲斐あって、孵化率は上がってきているようです。
ここのヒヨコは二人の母の愛を注がれて生まれ、大きくなっています。

岡村