かみなか農楽舎「農」ライフスタイル

福井県若狭町にある研修施設”かみなか農楽舎”の農業研修 インターンシップ 体験イベントの様子をお届けします

はちのこ

事務所で作業をしていると、下島さんがやって来た。
おい、今日の食事当番誰や。の声と共に目の前にゴロンと出された

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これ。

烏骨鶏の小屋の中にアシナガバチが巣を作っていたようです。
持ってみるとずっしりと重い。
降ってみると、カラカラというか、パタパタというか、とにかくいっぱい中にいるのがわかる。


今日の食事当番は柴山さん。農楽舎に入ってまだ1月半の柴山さん。
いやいや、2年いたって3年いたって共同生活でハチの子料理はハードル高いでしょ…。
と思いつつ、どうやって食べるんですか?と聞くと

「生」

と潔い答え。ビールじゃないんだから。
しかし待てよ。と思う。
乗せられているんじゃないのか?と。
確かにハチの子の瓶詰や炊き込みご飯などの料理は存在し、ハチを食べることができるのは知っています。
それはあくまで加熱してからの話。
生で食べるなんてこと、あるか?

思い返せば今まで下島さんの飛ばす冗談に引っかかったことは少なくなく、
その度に心から嬉しそうに笑われ、悔しい思いをしてきました。

農楽舎に来て3年目の私(岡村)。その手には乗らないぜ、と

「じゃあ下島さん食べてみてくださいよ」

勝手に始めた心理戦に王手をかけてみました。

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食った。


子どもの頃によくおやつとして食べていたそうです。
大変失礼いたしました。

でも結局私はどうしても食べられませんでした。
この日柴山さんは豆腐料理を出しました。


岡村