かみなか農楽舎「農」ライフスタイル

福井県若狭町にある研修施設”かみなか農楽舎”の農業研修 インターンシップ 体験イベントの様子をお届けします

お米などのご注文に関して

いつも農楽舎のお米等をお買い上げ頂きありがとうございます。

社内行事の為、精米や発送等を下記の日程でお休みさせて頂きます。お急ぎのご注文等、お受けできかねる場合もございますのでご容赦ください。

≪期間≫
7月9日昼以降~7月10日終日

ご不便をおかけ致しますがどうぞよろしくお願い致します。

田植えの後の

田植えの後の苗箱洗いです。
毎年後回し後回しになっていて、実際今回も相当後に回したのですが、今年は下島じいちゃんに叱られる前に着手できました。
苗箱洗いは次年度の苗箱の病気防止のために大事な作業。
次使うときまで洗わずにおいて、病気が出た苗の土が残っていたりすると、感染源になる!恐れあり!
特に今年は春先の低温の影響で一部病気が出て枯れてしまったので、プラスアルファで竹酢液消毒も行う予定です。

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導入された苗箱洗い機の使い方を研修一年生の鈴木くんに説明する光晴さん。
教えるのは一人で効率良く機械を使う方法。

「右手で持った苗箱の土を払い苗箱洗い機に通し左手で受け取りながら右手は次の苗箱の土を払いつつ左手は苗箱の水気を切り積んでまた苗箱洗い機を通った苗箱を掴み…」

ということをすると、どっちがどっちの手だか分からなくなるそうです。
落ち着いてください…。

でもさすがというか、どんな作業のときでも早くできる方法を一番に見つけるのは光晴さんです。


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幸夫さんはプール苗の苗箱洗い。
田んぼの中で苗を育てるので、普通の苗箱よりはるかにドロドロ。
野球部の練習用ユニフォームのように、一旦手洗いが必要です。
泥水が激しく飛び散るので、雨でも晴れでもカッパが安全です。


岡村

出るツノは切られる

日なたと日陰のコントラストがクッキリしてきました。夏ですね☀️

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食事兼草取り中のこたろうの向こうには草取り中の光晴さん。

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稲の株がしっかりとしてきたので、6連除草機始動です。
手押し式よりもはるかに短い時間で終わりますが、機体が圧倒的に重い。ターンのときは結構大変。一長一短(๑'ᴗ'๑)

さて、夏にさしかかりこたろうの角も伸びてきました。
こたろうの角はクセがあり、伸ばしたままにしておくとくるっと曲がって自分の頭を傷つけてしまいます。
なので年1回ほど角を切る必要があり、今年も嶺南振興局のNさんに来て頂きました😌畜産分野で経験を積んでいる方なので、手慣れた様子でこたろうを壁ドンならぬ木ドンし、暴れて自分たちもこたろう自身もケガをしないように固定。
光晴さんと私を補助に加え、専用のノコギリで切り始めました。
角に神経は通っていないので、切られても痛くは無いはずなのですが、尋常ならざる状況に本気で嫌がるこたろう。

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ここでビビって手を緩めるとかえって時間がかかり、こたろうのストレスになってしまいます。
そこはさすがのNさん、臆せず手早く切ってしまいました。畜産の方はそこのとこ肝が据わっててすごいなぁと思います。
終わった後、労いの言葉をかけながらこたろうを撫でる手が誰よりも優しく、家畜愛を感じました。

ありがとうございました☺

岡村

卵の話

先日、ブログに載せた卵塊とおぼしき枝に付いた泡。

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生き物に詳しい知人に確認、やっぱりモリアオガエルの卵だそうです。
農楽舎の側にもいるんですね~
そして、泡の塊からオタマジャクシは孵ったようで1センチ弱のオタマジャクシが泳いでいるのが確認出来ました。が、春先に田んぼにいるのよりも泳ぐのが早い?!写真を撮ろうと近づくとすぐに隠れてしまい写真が撮れません。

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ということで、農家の卵・研修生鈴木君の写真を☆
農楽舎に来て初めての出店販売、それも大阪と京都の2連チャン!売る事の面白さを感じられたようです。

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もう一人の農家の卵・中村君は課題作物サツマイモの除草をお手伝いに来てくださった卒業生と一緒に。

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初夏らしい空の色になってきてだいぶ日中は暑いので、二人とも体調を崩さずに頑張って欲しいです!
投稿者:山川

出店情報

数ヶ月ぶりになりますが今週は、大阪・北千里駅前での若狭うまいもんフェアと京都・上賀茂神社での手づくり市に出店します。
今週は新ジャガ、新玉ねぎ、生ニンニクと掘りたての野菜と産みたて卵、そして毎年好評のミディトマトをもっていきます。

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お米のPOPも新しくしたのでぜひご覧下さい。両日共に山川&鈴木がお待ちしております!

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若狭町うまいもんフェア
大阪府吹田市北千里駅広場
6/20(木)9時~15時

☆上賀茂手づくり市
京都市北区上賀茂神社
6/23(日)9時~16時
投稿者:山川

これなんだ?

蛍が農楽舎の周りでも飛ぶ季節になりました。夜にはキレイに光る蛍、昼間にその姿を見たことはなかったのですが、今日はなんと水道の側にいるのが発見されました!虫が大好きな子どもは大喜びです。

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田んぼの生き物図鑑で調べてみると、どうやらヘイケホタルのようです。

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さて、この図鑑でもうひとつ調べたいのが草刈り中に見つけたコレ。

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農楽舎から一番近い山沿いの田んぼ。山から中畔にせりだした笹の枝に着いた泡の塊。大きさは私の握り拳より少し大きめでぜんぶで5個くらい。まさかあの有名なヤツの卵?!
ってことで図鑑で調べるとやっぱりそうなんですかね?カエルが苦手なのであまりしっかりページが見れて無いんですが、かの有名なモリアオガエルの卵塊と特徴はそっくり!!
いつも見かける緑のカエル、ニホンアマガエルシュレーゲルアオガエルだと思ってたけど、たまにやたらと大きいな!って思うのがいるんですけどあれがまさか??うーんカエルが苦手なのでちょっとこれ以上は私にはムリなので誰か詳しい方に確認に来て欲しいです。
投稿者:山川

除草機回し

無農薬田んぼの草対策が始まりました。
除草機を使って田んぼの中を歩き回ります。
農楽舎では植えてから約一週間ごとに除草機を三周かけて、稲を雑草に勝たせてやります。

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エンジン付きで6条一気にできる機械もあるのですが、いかんせんパワーが強く、まだ稲の小さい初回は稲まで抜いてしまうので、オール人力のエコな道具を使わざるをえません。

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手押しタイプの2条の除草機です。
自身の歩調に合わせ、リズミカルに押して歩きます。
最初はテンポを掴むのが難しく、片道で息切れするくらいハードに感じますが、除草機と息が合ってくると意外に疲れずサクサク進みます。
それでも半日でヘトヘトになりますが…

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除草機を走らせると田んぼの外からは見えないくらい小さな草がたくさん浮いてきます。浮かせて退治するのが目的で、草の小さいうちにしないとあまり効果が望めません。
草を見ずして草を取る、です。

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ただただしんどいようにも思えるこの除草機回しは、疲れるばかりでもありません。
いつも使う農業機械と違ってエンジン音が無く静か。除草機の立てる水音に耳を傾けながら一定のリズムが整うと、歩みを進める自分自身の気持ちも整うようでなんだか清々しい。
まるでゆっくりマラソンをしているように体中に酸素が行き渡り、足下のオタマジャクシや山に囲まれた田んぼの風景がいつもより鮮やかさを持って目に飛び込んできます。
悪くないぜ、と作業の後の写真の笑顔が物語っていますね。

岡村