かみなか農楽舎「農」ライフスタイル

福井県若狭町にある研修施設”かみなか農楽舎”の農業研修 インターンシップ 体験イベントの様子をお届けします

外部研修

研修生が二人とも外部研修に出ています。

研修1年生の鈴木くんは卒業生尾崎さんのいらっしゃる尾崎ファームへ。
天日干し米の研修へ!
研修の様子は尾崎さんがブログに書いてくださっています。

https://ozakifarm.net/blog

最後の直筆一筆入魂米袋の画像まで力強い、面白いブログです(*´ω`*)


研修2年生の中村くんは卒業生深川さんのいらっしゃる神谷農園へ。
コンバインでの刈り取り、言葉の上では同じでも、持っている機械や設備の条件・圃場の条件によって、そして働いている方の考える優先順位などによって、そのやり方は現場ごとに違います。

二人と同じく研修生を経て若狭町内で就農し、それぞれのスタイルで経営をされている方々。
二人ともすごく勉強になっているみたいです。


そんなわけでここ数日農楽舎の社員だけで回しているという、ちょっと珍しい状態です。

f:id:nouson_kaminaka:20190927194013j:plain

籾すりのやりかたを光晴さんに教わる幸夫さん。
緊張のフレコン出荷。
作業場所が狭いので😅、フォークリフトの運転もかなりの慎重さが求められます。


岡村

緑一色

収穫期を迎え真っ黄色のお米をよそに畑の秋冬野菜は青々としています。
キャベツ、ブロッコリー、カリフラワーの畑。
セルトレーの小さい苗からここまで大きくなりました。

f:id:nouson_kaminaka:20190926192455j:plain

先日の雨&大風で倒れた株を起こして土寄せをしています。草取りも兼ねて。
畑作業はしゃがんで立っての繰り返しなので、足に筋肉がつきます。
山川さんは先日行った整体で、「思ったより足の力が強い」と言われたそうです。
ちなみに私は体質のせいもあるのか、スカートとヒールをはいたときのふくらはぎがアスリートかよ!というほどにエッジがきいてます。
ではキン肉マンのようなごつい足をしているのかというと、そうでもなく。
なんだか引き締まっているみたいで、むしろ田んぼ作業のほうが多かったときより細くなってます(※当社比)。ご覧頂けないのが残念でなりません。

それにしても、なんの偶然か擬態といっていいほど緑一色で、麻雀の役みたいな光景です…。

f:id:nouson_kaminaka:20190926192425j:plain

岡村

いちほまれ刈り取り

今日は福井県の誇る新ブランド米の『いちほまれ』
を刈り取りました。

f:id:nouson_kaminaka:20190925205210j:plain

いちほまれは福井のJAで品質を見定め販売するので、農楽舎直販はしておりません。
県全体でいちほまれの品質を守り、クオリティの高いお米を食べて貰えるように。
ちなみに農楽舎ではホタルのブンブン飛び回るような、静かで山に囲まれた場所で栽培しています🌱

コシヒカリ以来、米の『多収性』よりも『おいしさ』が重視されるようになりました。
近年あちこちの県が独自の品種を作り出しており、群雄割拠な感はありますが、それだけ味に特化したおいしいお米がたくさんあるということ。
福井県の『いちほまれ』お試し頂けると幸いです😌

岡村

刺激的なスリット

ハウスの遮光カーテンがセクシィーな感じに裂けてしまったので。

f:id:nouson_kaminaka:20190924195139j:plain 

遮光カーテンの張り替えをすることにしました。
雨が降って稲刈りができない、今のうち。

ハウスが建ってからずっと作物を強すぎる日光や夜の寒さから守ってくれていた遮光カーテン。
経年劣化です。お疲れ様でした。

f:id:nouson_kaminaka:20190924195358j:plain

何度か遮光カーテンを張った経験のある山本さんを頼りにみんなでチャレンジ。
今日は時間がきてしまい途中で終わりましたが、形になりそうです。
みんな年を重ねるごとに、地層ができるように少しずつ少しずつできることが増えています。
お金をかければ(かけるお金があれば😉)時間も手間もかからないけど、時間と手間をかけて自分たちで取り組んだ経験や技術は、何物にも代え難い資産です。
今日も少しできること資産が増えました(*´ω`*)

全部が全部自分たちでやるっていうのも、ときには問題が出てくるのだけど…。
その辺はバランスですね(*´ω`*)

岡村

冬の準備

手づくり市も無事終わり。
15:30ごろから雨が降り出しましたが、それまではなんとかお天気も持ってくれ、たくさんの人に来て頂けました😌
「かみなか農楽舎」を目当てに来て下さる方も徐々に増えてきている様子で、出続けて良かったなぁ、ありがたいなぁという気持ちです。
お米や野菜を買って下さるときに「この前買って食べてみてたらおいしかったから」なんて聞けた日にはもう。
お陰様で楽しい出店でした。ありがとうございました<(_ _)>

f:id:nouson_kaminaka:20190923201531j:plain


ハウスでは秋冬収穫を目指して大根を育てています。

f:id:nouson_kaminaka:20190923202053j:plain

この時期畑作業は稲刈りの合間を縫ってになります。
10月に入って稲刈りも落ち着いたら本格的に葉物野菜の準備に入ります。
大好きな菜っ葉の季節です…フフフ。

岡村

明日は手づくり市

明日は上賀茂神社手づくり市
9/22(日)9時~16時
京都市北区上賀茂神社境内
https://kamigamo-tedukuriichi.com/smarts/index/

直撃は避けられそうなものの台風の影響で天気が悪そうで、にがーい顔でこのブログを書いています😣
めっちゃおいしい新米とめっちゃおいしいトマトを持って行きます!

f:id:nouson_kaminaka:20190921195841j:plain

なんと、卒業生の伊藤くんが集落のお祭りの日から来てくれています。
放生祭には卒業生の姿が目立ちました。
子供に大人気の伊藤くん、6月に結婚した義浦くん、若狭町内の農業法人でバリバリと仕事をしている柴山さん。
そしてお仕事の都合でネパールへと旅立って行った加藤さん。

こうしてお祭りの日に集まってお世話になった地元の方々と楽しそうにしている姿を見られると、しみじみとここにいて良かったなぁと感じます。
特に現役で笛太鼓を奉納している地元の若い人達との盛り上がりは、研修生時代に本当に練習が楽しかったんだろうなあと思わせるものがあります。

その中でも伊藤くんは翌週の体育祭まで滞在するらしく、滞在中は地元の方に釣りに連れて行ってもらったり、大好きなバスケをしたりと充実しているようです。

ただ滞在するだけでは…と、農楽舎でも働いてくれて、米袋を運んだり、天日の脱穀を手伝ってくれました。
研修1年目の鈴木くんにハーベスタの使い方を教えているのを目にして、伊藤くんの研修生時代を思い出し、眩しかったです。
ありがとう伊藤くん。

岡村

自分の仕事

自分の仕事。

f:id:nouson_kaminaka:20190920191542j:plain

f:id:nouson_kaminaka:20190920191457j:plain

稲刈り真っ最中、自分こと下嶋光晴は乾燥施設に板付です。刈り取られた稲を製品に仕上げる仕事です。お米の収穫の適期としての一つの目安が水分で25%ほどになった頃に刈取を行います。そのまま製品に仕上げるのではなく、一度乾燥機に入れ遠赤外線乾燥を行います。この時の具合が超大事。

f:id:nouson_kaminaka:20190920191520j:plain

15.4%が理想的。それ以上高くてもカビが発生する恐れがあるし、低くすると味が悪くなったり、保管時の劣化がしやすくなると。そこで、今年から二段乾燥を実施。二段乾燥とは乾燥の過程で17%で一度乾燥を停止。そうすることでバラつきのあったお米の水分が高いものは低いほうへ低いほうは高いほうへと移行して均一になります。その後再度調整を行い、理想の水分まで仕上げます。おかげでバッチリ。

夜な夜な乾燥機をチェックしに毎日見に来ています。

光晴