かみなか農楽舎「農」ライフスタイル

福井県若狭町にある研修施設”かみなか農楽舎”の農業研修 インターンシップ 体験イベントの様子をお届けします

農道整備

時折あられの混じる冷たい雨が沁みるように感じる寒さです。

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そんな中光晴さんと鈴木くんは農道の整備。
農繁期に何度も車が通ったことで轍ができて、凸凹が激しくなっています。
本当は晴れの日にできるのが一番いいのだけど、天気を待っていると作業が進まないまま雪の時期に突入しそうな雰囲気なので、カッパを着てやっています。

直すためにまだまだ車を入れなければならないので、とりあえず脇に土砂を積んでおいて、土砂が運び終わったらサイドの土を真ん中に寄せる作戦。
吉と出るか凶と出るか。下島じいちゃんからアドバイスを貰っているものの、圃場整備に関してはまだ細かいトライアンドエラーを積み重ねている段階です。

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下島じいちゃんはパソコン中。
資料を虫眼鏡で読みながらパチパチとキーボードで何やら文章を書いています。

「おい、『ティ』はどうやったら出るんや」

近くにいるとこんなことを尋ねられます。聞かれるのが嬉しくって得意げになって教えています。

岡村

祝!3,000時間達成!!

さて、先日のブログで農楽舎の愛車「セミクロ」さんがもうすぐ3,000時間とお伝えしましたが、昨日、ついに達成となりました!f:id:nouson_kaminaka:20191206180807j:plain

長い間、苦楽を共に経験してきたパートナーだけにとても感慨深いです。これからもよろしくお願いします!ですが、先日のブログの時とは違い、昨日は冷たい雨が降ったり止んだりの一日…。

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しかし、大勢のカラスからお祝いの言葉を頂きました!f:id:nouson_kaminaka:20191206181145j:plain

ではなく、耕した傍から虫やらカエルやら何か食べ物はいないかとふてぶてしく探しているのです…。全身、羽まで真っ黒で、頭が良く、生活スタイルも他の鳥とは一線を画すカラス。不思議な鳥だなといつも思います。

 

また一段と寒くなってきましたね…?今日、農楽舎の近くにある三十三間山はついに雪化粧となりました。写真が無くてごめんなさい…。

 

若狭町に来て15年。未だに毎年足の指先が霜焼けで痒くなる山本進からのブログでした。

にんにく

先日植え付けたにんにく、順調に育っています。
一かけ一かけ植えていくので、基本的に芽は1本しか出ないのですが、たまに2本芽が出てくることがあります。
そんなのは1本を残してプチッと摘まみ取ってやります。
摘まんだ後は即手洗い。手が猛烈ににんにく臭くなります。
そのままうっかり顔でも擦ろうものならひとりでジタバタすることに。顔から食欲をそそる香りがしても困ります。

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岡村

干し芋試作

研修生中村くんの干し芋試作ができました。

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干し芋用のほしこがねだけでなく、金時や紅はるかなど、普通に蒸して食べてもおいしい品種でも試したようです。
さらに蒸すと茹でるとでどう変わるかも実験。
ほしこがねは黄金とつく名前の通り、山吹色の美しい仕上がり。どうやら蒸した方がおいしいみたいです。
農楽舎は基本的に食いしん坊揃いなので、中村くんが皿を持って事務所に入ってきた瞬間エサを投げ込んだ池の鯉のごとく試作品に群がりました。

干し芋というのは地味でいて飽きのこない、人を幸せにできる味だと思います。

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オーストラリア対応も無事終わり。札も読んでもらえました。
海外への関心が高い研修生鈴木くん、良い笑顔でお話ししてました。楽しかったです。

岡村

干し芋

焼きいもが一段落した研修生の中村くん。
次は干し芋を作るべく画策中。
そのために干し芋用のイモも栽培・収穫しました。

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みんなで作業にあたるため、どういう段取りで進めるか光晴さんと相談中。心の距離が物理的にも現れているようです。

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干し芋を切るための道具も自作。ピアノ線がうまく張れず悪戦苦闘している様子ですが、なんだかイキイキとしています。中村くんの快進撃が止まりません。

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一方鈴木くんと私は来日しているオーストラリアの方々とそのホストファミリーの皆さんとの収穫体験の準備。
生育中のものも多く、収穫できる種類は絞られますが、色々と植わっているハウス。
せめて何が植わっているかだけでも見て楽しんでもらおうと、それぞれに英語の札を用意してみました。

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英語は苦手なので、スマホ片手に調べまくる。
水菜などオーストラリアに無さそうな野菜は説明を考えられるけど、普通にあるだろう野菜は説明をすることもなく。だけど何も書かないのもつまらない。
さて、読んでもらえるかな?
楽しんで貰えるといいな。

岡村

出店の様子

梅園マルシェありがとうございました!
焼きいも参加した研修2年目の中村くん。
この日私はお休みだったのでお店を覗きに行くことに。

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なんかムシャムシャやってる!

中村くん、売るためのサツマイモだけでなく、キズがあったり変な形だったりで売れないサツマイモをちゃっかり持参。
売り物の傍ら焼いておいた自分用のイモをのんびりムードな会場で分け合っていたみたいです。楽しそうだな!
会場は道に面していて、近くのグラウンドでは少年野球もしていたそうで、お陰様で焼きいもは結構売れたみたいです。良かったね!

ただ遊びに来ていた私は、中村くんにハネ焼きいもを握らされ、ご満悦でウロウロ。ふっくらまん丸が美しい伏見さんの完熟梅干しと、手作りピアスを買いました。
きれいなピアス。普段は作業着とパジャマを行ったり来たりしてあまりアクセサリーをつけない生活を送っていますが、人と会う機会の多くなる年末。ピアスつけまくりです。楽しみ!

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岡村

もうすぐ3000時間

 


皆さん、めっきり寒くなり、一段と冬の景色が濃くなってきましたが、いかがお過ごしでしょうか?入舎15年目の山本です。長い沈黙を破り、ブログがリニューアルされて初投稿です!!

 

ですが、内容は一昨日のことです…。

 

私は農楽舎の愛車、愛称「セミクロ」というトラクターで田んぼを耕す作業をしていました。とても天気が良い日で気持ち良く作業をしていました。

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ふと、アワーメーターを見るともうすぐ3000時間です!タイトルの「3000時間」とはこれのことです!アワーメーターとは機械がどれだけの時間動いていたかを表すもの。運が良ければ、1000時間とか節目の時に乗っているのですが、なにか感慨深くなります。f:id:nouson_kaminaka:20191201054916j:plain

このトラクターは10年近く、主力で頑張ってくれています。私は今までこのアワーメーターが5000時間を超えたトラクターをお目に掛かったことがありません。農楽舎も何台かトラクターを更新していますが、一番長く活躍していたトラクターでも4000時間はいっていませんでした。もちろん、このトラクターもいつかは「お疲れ様でした!」の時を迎えるもの。少しでも長くこのトラクターと共に農業をしていくためにも、大事に扱っていかないとな~。

 

3000時間に出会いましたら、また投稿いたします。

 

山本 進